耕す暮らし

東光院の土地には、小さな田畑がともにあります。
家庭菜園というには少し広く、農業というにはささやかな広さの農地です。

この土地を受け継ぐにあたり、耕作を続けることが条件となりました。はじめは戸惑いもありましたが、土に触れる日々の中で、祈りと耕しがどこか通じていることに気づかされました。

種をまき、育ちを見守り、収穫をいただく。
自然の営みに身をゆだねる時間は、心を静かに整えてくれます。

かつてのお寺は、地域の暮らしの中にありました。僧侶もまた、畑を耕しながら人々とともに生きていたといいます。

東光院も、仏事のお勤めのほか、日々の農作業を通して、自然と共にある寺でありたいと考えています。土と向き合う時間もまた、大切な修行のひとつです。